モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

〈陣形の歴史を見直そう〉読書感想:『戦国の陣形』

戦国の陣形 (講談社現代新書)

 

 

再読。何度読んでもおもしろい!

 

戦国時代、大将の指揮のもと、すばやく陣形を形成し、敵の動きに合わせてどんどん変化。戦いは、ぶつかる前から始まっている~なんて光景、妄想していたけど・・・

 

まあ、そんなに上手くいくなんて、そうそうないよね(笑)

 

本文では、上記のような頭の中での合戦風景は、史料で確認できていないことをきちんと提示した上で、改めて陣形の歴史を紐解いていく。

とはいえ、ボコボコに通説を否定するのでなく、陣形を分析していくことでこれまでの通説が変わっていく、という穏やかな口調で展開していくので読んでいて小気味よい。

 

よくよく考えてみれば、体系化って時代が落ち着いて、振り返ってまとめることで生まれるもの。

権力確立していない初期の戦国大名が、キレイに陣形移動指示出せるとは、確かに考えづらい。

しかも、陣形の体現者が村上義清(しかも大将狙いの突撃時)というのが意外であり、さもありなんという感じもある。

 

勝ち続けた天才はセンスや閃きなどその場対応が好きそうだもんなあ (それでも信玄や謙信は少しずつ体系化していき、信長は後進的だったというのはかなり驚いた)

 

そして陣形の原点は諸葛孔明! 古来日本人の中国好き(というか憧れ)が尾をひいていたというご意見も斬新。

 

確かに孔明の残した兵法書、魔術的だったもんなあ。

 

 

 

戦国の陣形 (講談社現代新書)

戦国の陣形 (講談社現代新書)

 
戦国の陣形 (講談社現代新書)

戦国の陣形 (講談社現代新書)

 

 

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