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〈俺は、心のままに生き、戦うと決めたんだ〉読書感想:『水滸伝 4 道蛇の章』 (集英社文庫 き 3-47)

 

水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)

 

 

宋江、民の声を聞く。

 

変革の志を持つ者がたくさんいる喜びと

すぐに強い方へ、楽な方へ流れてしまう人の心を感じたことで、民の力をあてにしてもいいのか懐疑的になるっていうのが皮肉と言えば皮肉。

替天行道の思いをどこへ導けばいいのか、という今後出てくる課題のスタートがここだったんだなあ。

 

とはいえ、変革の志を持ちながら、その機会を作る必要があるのも、また実態。

今回登場した穆弘も李俊も、火はあれど焰にはなっていなかった。

どこか言い訳をしていたその内面を、宋江に衝かれたことで、その思いは体を突き動かすのか?

 

そしてついに梁山泊のしっぽをつかんだ青蓮寺が動き出し、宋江の危機が迫る。

たかだか(と言ってはいけないのだけど)宋江ら少人数のために地方軍大挙する事態は、端から見てると滑稽だなあ。

裏を返せば梁山泊が初めて出したしっぽだからやむなしか。

 

狙われた楊志の行方も気になるところ。

 

一方この巻から李逵登場。

ただの野生児ではなく、荒れた世の中だからこそ際立つ純粋さが胸を打つ。

北方水滸伝屈指の人気キャラ、こいつが出てくるとほっこりするし安心する。

 

そして、林沖騎馬隊の強さがいよいよ見えてきたのが嬉しい。

 

 

 

 

水滸伝 四 道蛇の章 (集英社文庫)

水滸伝 四 道蛇の章 (集英社文庫)

 
水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)

水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)

 

 

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