ここ数回は、テムジンVS大連合の予感を漂わせた話しが続いている。
今回は、文字通り決戦前。
両陣営より、年明けの開戦が示唆された。その前の溜めの回だ。
決戦前だからこそ、その先のことを考えていたい。
破壊への渇望から、極めたことがないことを突き詰めていきたい、という思いを率直に語る。
テムジンが楊令や岳飛のような"夢"を語るリーダーになってきたなあ。
これも、武力一辺倒ではなく、後方の補給や物資、交易の充実に充ててきた成果、ということか。
そして、ついに語られたシルクロード構想。
これが、物資の道を守り、かつ人(軍事)の道を作るというテムジンの答え。
まだまだ先の話だけど、どう拡がっていくのか、楽しみだ。
一方、対テムジン大同盟は、当主が他陣営と接触しはじめたことで、一気に進みそう。
回を増すごとに"充実"してきているタルグダイとラシャーン。
でもその"急所"を見抜いているトクトア。
テムジンの予想通り、同盟の枠組み作りや段取りは、思った以上に腹の探り合いになりそうだ。
そうなると一番苦しいのはジャムカなのだが・・・
あれ、彼はそんな風に生きたかったんだっけ?
序盤の快男子っぷりから、段々がんじ絡みの状態になってきている気がするなあ。