お盆を越えて、台風を越えて
気がつけば、音色は夏から秋へ。
風も雲も、季節の変化を自己主張。
ここから、一気に年末へ向かっていくんだろうなあ。
そんな中、8月は一つ大きなことを始めてみた。
北方大水滸伝(読本含めて全51巻)、その読み直しだ。
1日1冊読んだとしても10月以降までかかる計算。
(実際はそこまで早くは読めない)
年内めいいっぱい使って、もう一度あの熱気を取り入れたい。
久々に、わき上がった衝動を、無計画で受け入れた。
読み終わったときの、自分の変化が楽しみだ。
8月の読書メーター
読んだ本の数:35
読んだページ数:9917
ナイス数:509
もちろん、年間400冊読破の目標は継続中。
10月末までに300冊を越えて、ラスト2ヶ月でスパートをかける。
逆転大名 関ヶ原からの復活 (祥伝社新書)
読了日:08月02日 著者:河合 敦新テニスの王子様 27 (ジャンプコミックス)
読了日:08月02日 著者:許斐 剛銀魂―ぎんたま― 77 (ジャンプコミックス)
読了日:08月02日 著者:空知 英秋るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─ 3 (ジャンプコミックス)
読了日:08月02日 著者:和月 伸宏,黒碕 薫フェルマーの料理(1) (KCデラックス)
読了日:08月02日 著者:小林 有吾センスメイキング
読了日:08月03日 著者:クリスチャン・マスビアウ放課後の王子様 6 (ジャンプコミックス)
読了日:08月03日 著者:佐倉 ケンイチ,許斐 剛もののふの国 (単行本)の感想
再読。やはりおもしろい。歴史上の著名人物が、大いなる意志によって、生き様どころか役割すら定められた身として、世界の構成に翻弄される光景ばかりが描かれているのだが、かすかな足掻きや、ささやかな抵抗で今を懸命に生きようとする英傑達の思いが胸を打つ。海と山、因果を管理する一族の話が時代を経るごとに具体性を持って伝わってくる様や、平家長から楠木につながり、そして鬼仙島へつながっていく見事なつながりなど、ダイナミックな展開はかつてないほどの大河感。こりゃ喜んで沼に浸からないと(笑)
読了日:08月06日 著者:天野 純希水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)の感想
久々に、全五十一巻の長編の旅へ。後の主要メンバー、みんな青臭いな(笑)名オルガナイザー・魯智深ですら、まだ全て想定通りに動かすことはできてないし、人のツボは突けても突き動かすところまではパワー不足だったんだなあ。でもそれすら、長い戦いの序章だからこそ。名前だけ出て来るメンバーも、次々と現れるメンバーも、印象深く愛着が湧く人物ばかり。ちなみに心を揺さぶる名言、実はこの一巻が一番含まれている。それだけ、みんな心の内を吐露し、より大きな言葉で諭されているんだなあ。
読了日:08月07日 著者:北方 謙三落梅の賦の感想
再読。やはり取り上げた要素を上下巻くらいかけて昇華してほしかったなあ。『虎の牙』読んでから本作読むと、あのときの"呪い"まだ解消できていなかったんだなあ、と涙があふれる。そりゃ信玄も神経すり減らすわ・・・改めて読むと、比重が信友関連多い分、梅雪の描写が薄くなってしまいラストのカタルシスが弱い。その反面、信龍とか、馬場美濃といった渋い面々へのスポットライトが熱すぎる。武川さんどんだけ武田家オジサマ好きなんだ(笑)
読了日:08月08日 著者:武川 佑進撃の巨人(29) (講談社コミックス)
読了日:08月09日 著者:諫山 創水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)
読了日:08月11日 著者:北方 謙三東京駅の歴史殺人事件 歴史探偵・月村弘平の事件簿 (実業之日本社文庫)
読了日:08月12日 著者:風野 真知雄三国志人物外伝 亡国は男の意地の見せ所 (平凡社新書)の感想
再読。我々が知っている三国志のほとんどは「演義」のもので、史書版はなかなかお目にかからないだけに、紹介された話しがどれも新鮮。日本でもそうだが、歴史理解における史料の理解と信用って、メチャクチャ重要。その一方で、史実と創作の見分け(区分け)が日本人苦手なのかも?と改めて感じる。楽しむのはいいのだが、これら=史実と思ってはいけない。そして、中国で愛されてきたのが「演義」だということも忘れちゃいけない。それを理解した上で、「演義」も史書も読み込んでいきたい。
読了日:08月13日 著者:坂口 和澄水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)
読了日:08月15日 著者:北方 謙三水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)
読了日:08月16日 著者:北方 謙三時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」
読了日:08月16日 著者:ジェイク・ナップ,ジョン・ゼラツキー小説すばる 2019年 09 月号 [雑誌]の感想
【チンギス紀】決戦前の溜めの回。シルクロード構想がテムジンから語られたり、対テムジン大同盟がいよいよ現実のものになってきたり。回を増すごとに"充実"してきているタルグダイとラシャーン、でもその"急所"を見抜いているトクトア。テムジンの予想通り、同盟の枠組み作りや段取りは、思った以上に腹の探り合いになりそうだ。そうなると一番苦しいのはジャムカなのだが・・・あれ、彼はそんな風に生きたかったんだっけ?序盤の快男子っぷりから、段々がんじ絡みの状態になってきている気がするなあ。
読了日:08月17日 著者: 小説すばる 2019年 09 月号 [雑誌]の感想
【塞王の楯】一つのことを極めなければいけない職人の世界。そして、その道の頂点にたつ(跡を継ぐ)ということの難しさと厳しさ。匡介が石と共に走り続けることで得られた"つながり"。今の仕事にも通じるなあ。匡介が河原で石を積み上げる回想、心の内を顕在化した、すてきなシーンだなあ。「塞王になってみせる」はよくぞ入れてくれた(笑)それにしても石垣作りの行程や作業に関する描写が詳細で臨場感がある。絶対に落ちない城=石垣作りが、彼の心を前向きにしているけれど、内に秘めた黒さが、別の方向に行きそうな予感もするなあ。
読了日:08月17日 著者: 龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(13) (講談社コミックス月刊マガジン)
読了日:08月17日 著者:川原 正敏修羅の刻(18) (講談社コミックス月刊マガジン)
読了日:08月17日 著者:川原 正敏水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)
読了日:08月19日 著者:北方 謙三キングダム(55) (ヤングジャンプコミックス)
読了日:08月19日 著者:原 泰久史記 武帝紀 1 (時代小説文庫)
読了日:08月20日 著者:北方 謙三史記 武帝紀 2 (ハルキ文庫 き 3-17 時代小説文庫)
読了日:08月22日 著者:北方 謙三水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)
読了日:08月23日 著者:北方 謙三墨攻 (新潮文庫)
読了日:08月24日 著者:酒見 賢一水滸伝 7 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50)
読了日:08月25日 著者:北方 謙三頭が良くなり、結果も出る! モテる読書術
読了日:08月26日 著者:長倉 顕太史記 武帝紀 3 (ハルキ文庫 き 3-18 時代小説文庫)
読了日:08月27日 著者:北方 謙三選ばれ続ける必然 誰でもできる「ブランディング」のはじめ方 (講談社+α新書)
読了日:08月27日 著者:佐藤 圭一水滸伝 8 青龍の章 (集英社文庫 き 3-51)
読了日:08月28日 著者:北方 謙三機動戦士ガンダム サンダーボルト (14) (ビッグコミックススペシャル)
読了日:08月30日 著者:太田垣 康男史記 武帝紀四
読了日:08月30日 著者:北方謙三えっ?本当?!地図に隠れた日本の謎 (じっぴコンパクト)
読了日:08月31日 著者:浅井 建爾
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