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〈儂は戦に疎い。縄張りは任せる〉読書感想:『塞王の楯』 第六回(小説すばる 2020年 1月号 [雑誌])

小説すばる2020年1月号

 

 

匡介、蛍大名・京極高次とご対面。

高次、しゃべればしゃべるほどいい人すぎる(笑)

よく生き延びてきたなあ。そこらへんはやはり、“蛍”の存在があるが故の開き直り、なのだろうか・・・

 

ちなみに、雑誌連載なので挿絵があるのだが、描かれていた高次はえびす顔だった(笑) こんな殿様いる?くらいの人の良さを感じさせていたなあ。

さすがにデフォルメしすぎな気はするけど(苦笑)

 

 

ただ、落城を経験し、敗北と屈辱を味わった末に、同じ悲劇を繰り返したくないという思いを吐露する高次。

自分と同じ境遇、同じ思いということが匡介の胸を打ち、大津城を墜ちない城とする、まさに匡介(穴太衆)が望んだミッションに挑む。

 

大津城は全国でも(その段階では)珍しい水城。

しかも縄張りしたのは師・源斎。

この段階でも城としては一級品のはず。

 

そこに匡介が見出した完全な水城の構想とは?

塞王を継ぐ者としての戦いが始まったぞ!!

 

前回出会った“最強の矛”のことがある。

進化し続ける武器とは裏腹に、攻城戦が発生しづらい戦国末期において、“墜ちない城”は夢物語になりかねない。

そう、理念だけでは現実は変わらない。

題材があるのなら、ここで思いを形にしなければならない。

 

匡介がどう縄張りをするのか楽しみだ。

 

 

 

小説すばる2020年1月号

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  • 出版社/メーカー: 集英社
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八本目の槍

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