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〈政治主導ってめんどうだ〉読書感想:『剛心』 第三回(小説すばる 2020年 1月号 [雑誌])

小説すばる2020年1月号

 

 

前回から引き続き政治主導のご都合展開にげんなりする展開。

現場からするとやりきれない思いをさせることばっかりだなあ。

井上馨、もう少し仕事してくれ(苦笑)

 

外交方針が変わり、内閣が変わる。

未だ長州や薩摩出身といった派閥が政治の中心を取り合う時代ではあるものの、混乱少なめ穏便運営が優先させ、当初のビジョンはどこへやら、の都市計画。

 

だが、ドイツへ渡り、たくさんのことを学んだ建築家や職人たちが、それぞれの場所で動き出す。

特に妻木や鎗田が何やら始めたような・・・少し期待してしまうなあ。

 

工事管理を降りた渡辺も、やることは帝国ホテルの設計なのだから、東京の街作り全体からは遠くない位置に。

むしろ政治主導の都市計画に縛られない動きができるんじゃなかろうか。

そうなると、帝国ホテルという主軸をもとに、街作りを政府が後追いしていくという展開も期待できる?

 

結局町作りといっても、複数の文化が融合した町並みでも、単一の共通項によって整えられた町並みでも、それぞれに良さがあるのだから、最後は時代や場所、文化にあったものにすべき。

そういう原点に、明治政府はいきつくことができるのか?

 

外側(民間?)から東京は生まれ変わるって流れはあるとテンションあがるのだけど(苦笑)

 

 

小説すばる2020年1月号

小説すばる2020年1月号

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/12/17
  • メディア: 雑誌
 

 

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