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読書感想:『性と愛の戦国史』 (光文社知恵の森文庫) ~ テーマ別戦国時代、知れば時代理解がもっと深まる ~

性と愛の戦国史 (光文社知恵の森文庫)

 

 

日本史のなかでもファンが多く、認知度が高い戦国時代。

だけど、テーマ別にみていくと、まだまだ知らないことがたくさんある。

 

本書、タイトルからして外で読むのは恥ずかしい1冊なのだけど、当時の日本人の倫理感や意識優先度など、観るべき所はたくさんあった。

(ちなみに、『戦国時代』とタイトルにあるが、中世ほぼ全般にわたってこのテーマを取り上げており、時代の変化を読むことができる)

 

例え生まれが早くても、正室の子の方が最も尊重されたり、

女性から離婚を切り出すことが相当難しかったり、

 

と日本人でも時代が違えば価値観も変わる。

(元々中国文化の影響が大きい日本の歴史だが、中世以降は独自の考え方が広まっていることもあり、世界との比較もおもしろそうだ)

 

現在放送中の『麒麟がくる』でも、跡継ぎ争いや同族闘争によって戦国大名は勢力を拡げたり、衰退したりしながら、統一への道を進んでいく。

次第に有力大名が各地に立ち上がってくるが、彼らのほとんどが(全てと言ってもいいかもしれない)、性と愛に関することで苦しみながらのし上がってきたのだ。

 

取り上げられないテーマ、知っておけば、既存の戦国時代への理解がもっと深まる。

目立たないところで(笑)じっくり読みたい1冊だ。

 

 

性と愛の戦国史 (光文社知恵の森文庫)

性と愛の戦国史 (光文社知恵の森文庫)

  • 作者:渡邊 大門
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2019/03/22
  • メディア: Kindle版
 

 

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