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読書感想:『塞王の楯』 第七回(小説すばる 2020年 2月号 [雑誌]) ~ この城主にして、この妻あり(苦笑)お人好しの国を守る!匡介の決意が高まる回~

小説すばる 2020年 02 月号 [雑誌]

 

 

塞王に守られた人がいた。

その土地をいい場所にしようという思いがあふれていた。

お人好しの城主が守ろうとする街・大津。

図らずも匡介の求めた環境がそこにあった。

 

それにしても、城主も城主なら、妻も妻(笑)。

今も昔も、本人は善意のつもりで色々言ったり動いたりするけど、現場は迷惑するって話しを聞くことがある。

今回はまさにそう。 まさか、お初が視察にくるなんて・・・

邪魔を通り越して、あきれる振る舞い、ありがた迷惑とはこのことか(苦笑)

 

でも、そこに駆け引きがない。

ご機嫌取りの姿勢もない。

ただただ、みんなを気遣っている。

その心根が匡介の感情を揺さぶっていく。

 

こういう場所を守る。 絶対に落ちないが故に、攻める意欲を無くさせる城を作る。

塞王を継ぐ者としての使命感が、これ以上大事な場所を失いたくないという決意が、高まっていくのが、読んでて感じられる不思議な回だった。

 

本来、人で仕事を選ぶのはナンセンスなのかもしれないけど、穴太衆の理念からすれば望むところ、といったところか。

 

果たして理想の城はできあがるのか?

そして、大津城ということは、やはり関ヶ原の戦いに関わるあの戦いと、今後の展開はつながっていくのだろうか?

 

“最強の楯”の完成、楽しみになってきた。

 

 

小説すばる 2020年 02 月号 [雑誌]

小説すばる 2020年 02 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2020/01/17
  • メディア: 雑誌
 

 

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