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読書感想:『剛心 第五回』(小説すばる 2020年 3月号 [雑誌]) ~ 広島に議事堂を作れ!沼尻奮闘記(笑) ~

小説すばる2020年3月号

 

 

できる男・妻木に振り回される沼尻奮闘記の回(哀)

 

呼び出されて広島行ってみたら、日清戦争で一時的に首都機能移転されるから、臨時議会議事堂を作れ、というとんでもプロジェクトが始まることに。

 

しかも東京と同規模のものを半月でつくれ、だと!

現地では人手も予算も材料もなく、しかも建設地も未定、という状態。

(建設地が決まってない、ってのが一番酷い)

良く言えばおおらか、悪く言えば現場任せの丸投げ体質がここでも発揮されてる(涙)

 

沼尻とメンバー・湯川が動き始めるが、そもそもの人員が確保できず。

そこへ妻木から呼び出され、あれやこれやの相談と命令と・・・

 

不満たらたらの沼尻。

だが、「僕らが作っているのは景色だ」と諭す妻木がかっこいい。

 

 

ここまですったもんだの東京都市計画、そこで培われてきた職人魂とリーダー才覚が一気に開花。 むしろ仕事しすぎてぶっ倒れるのではないか、と心配になる・・・

 

この他にも「クセのある人ほどいい仕事をする」「こだわりのない者同士で組んで作ったものは腑抜けた代物になる」など、今の時代にも通じる考え方には頷けるもの多し。 そして、効率ばかり求めて見失ってはいけないものを諭す、心を衝くセリフに胸が熱くなる。

 

次回でもう完成しそうな臨時議事堂、どうできあがっていくのか楽しみだ。

 

 

 

小説すばる2020年3月号

小説すばる2020年3月号

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2020/02/17
  • メディア: 雑誌
 

 

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