できる男・妻木に振り回される沼尻奮闘記の回(哀)
呼び出されて広島行ってみたら、日清戦争で一時的に首都機能移転されるから、臨時議会議事堂を作れ、というとんでもプロジェクトが始まることに。
しかも東京と同規模のものを半月でつくれ、だと!
現地では人手も予算も材料もなく、しかも建設地も未定、という状態。
(建設地が決まってない、ってのが一番酷い)
良く言えばおおらか、悪く言えば現場任せの丸投げ体質がここでも発揮されてる(涙)
沼尻とメンバー・湯川が動き始めるが、そもそもの人員が確保できず。
そこへ妻木から呼び出され、あれやこれやの相談と命令と・・・
不満たらたらの沼尻。
だが、「僕らが作っているのは景色だ」と諭す妻木がかっこいい。
ここまですったもんだの東京都市計画、そこで培われてきた職人魂とリーダー才覚が一気に開花。 むしろ仕事しすぎてぶっ倒れるのではないか、と心配になる・・・
この他にも「クセのある人ほどいい仕事をする」「こだわりのない者同士で組んで作ったものは腑抜けた代物になる」など、今の時代にも通じる考え方には頷けるもの多し。 そして、効率ばかり求めて見失ってはいけないものを諭す、心を衝くセリフに胸が熱くなる。
次回でもう完成しそうな臨時議事堂、どうできあがっていくのか楽しみだ。