モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

2020年2月読んだ本のまとめ。~落ち着かない日々の中で~

まさか、こんな事態になるとは・・・

 

みなさんおわかりの通り、コロナの影響で何やるにしても落ち着かない日々。

そして、不穏な状況だからこそ露わになる日本人の特性。

ここらへんは2011年から全く変わっていないなあ。

 

一応、ここ2週間くらいが瀬戸際、ということで街から人がどんどん消えていく。

その一方で、やることのない学生が街にあふれる始末。

かといって、お店に入る集団もあれば、ただしゃべりながらうろついている集団も見受けられた。

 

なんだかなあ。

 

というわけで慌ただしく2月修了。

読書振り返ります。

 

2月の読書メーター
読んだ本の数:30
読んだページ数:5954
ナイス数:1006

 

冊数は1日1冊越えを保ったまま。

昨年よりも速いペースで進行中。

 

読書メーター内の読友が増えたおかげでナイス数も上昇中。

(ありがとうございます。なかなかみなさん全てをまわることができずスミマセン)

 

3月終わるあたりには、色々落ち着いてくれるといいなあ。

廉太郎ノオト (単行本)廉太郎ノオト (単行本)感想
若くしてこの世を去った音楽の子・滝廉太郎の生涯を綴った作品。まるで廉太郎の走馬燈のような、さらっとした浮き世離れの描写が、次第に音楽によって彩られていく青春の日々へ。豊かになっていく廉太郎の時間が愛おしく、その一方で訪れる悲劇と絶望に触れるのが怖くなって、少しずつ少しずつ読んだ。読んでる時間がオンエア、次読むまでが幕間のような三ヶ月間。読み終えたとき、きっと生ききるってこういうことだ、と目の前が爽やかに開けたのが印象的。廉太郎のライバル・ツンデレ美女幸ちゃんに目を奪われてしまう、遊び心も満載の一作だ。
読了日:02月01日 著者:谷津 矢車
征夷大将軍研究の最前線 (歴史新書y)征夷大将軍研究の最前線 (歴史新書y)感想
武士の統領の証・征夷大将軍。その“常識”は、果たしてどこまでが実態だったのかを検証した新書。いわゆる論文集ということもあり大衆向けするものではないのだけど、タイトル通り、学界で論じられてる熱い内容が収録。こういう内容が新書で読める幸せをかみしめるわ~(笑)「征夷大将軍は清和源氏しかなれない、は結果論」「頼朝は征夷大将軍を望んでいなかった」など、これまでの通念を覆す発表の数々が盛りだくさん。さすがは(今ではなかなか手に入らない)洋泉社のヒットコンテンツ!我こそは歴史の玄人だ、という方はおさえるべき1冊だ。
読了日:02月03日 著者: 
面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった
読了日:02月03日 著者:堀江 貴文
日々の考え (幻冬舎文庫)日々の考え (幻冬舎文庫)感想
よしもとばななさんの著書、久々に。エッセイ読むと、表現って、発信者の肩の力の抜け具合でいくらでも楽しく出していけることを気付かせてくれる(整った文章つくるのがバカらしくなるくらい)この方の文章がまさにそう。何度読んでも面白いなあ。クセあり、気性に難あり、交友関係も好きなものも、妙な願掛けも全て変人気質、文章読むと奇妙な親近感がわく。小さな出来事が世界すら変えるトーンで迫ってくる(笑)毎回オチで笑わせてくれる反面、鋭い一文が突然現れてくるから油断できない。一気読みせず、エピソードごと読みがオススメ。
読了日:02月04日 著者:よしもと ばなな
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)ノルウェイの森 上 (講談社文庫)感想
ものすごい久しぶりに村上春樹の世界へ。人物の心情やあてどない心の動きを、直接的に表現せず、間接的に感じ取らせる書きっぷりがじわじわくる。感情移入しづらい登場人物たちの複雑さもちょっと(というか相当)まわりくどい言い回しも、生々しい(いやらしい?)描写も今となっては懐かしいなあ。読者が文章読んで情景を浮かび上がらせて、はじめて作品は読者のものとなる感じがする。そうなると今の文学って完成形を提示しすぎて説明過多なのかもしれない。時代や読者の変化も感じ取りつつ後編へ。純文学、再読の波来てるかも?
読了日:02月05日 著者:村上 春樹
幕末下級武士のリストラ戦記 (文春新書)幕末下級武士のリストラ戦記 (文春新書)感想
『武士の家計簿』みたいな作品に眼がない私にとってはたまらない1冊。将軍の陰武者をやり、幕末を生き抜き、徳川家静岡移転に伴い収入激減状態へ。職を転々として、リストラされ、“武士の商売”をやって、最期は自分史に命を注ぎ込む。困難で苦しい時期をあがきながら生き残った主人公・山本政恒の生き様は、困ったとき人間が選ぶために大事にすべきものを教えてくれる。きっと彼みたいな武士はたくさんいただろう。必死で新時代を生き抜いたその姿は幕末の英雄と遜色ない光を放っていたように思う。地味だけど示唆に富んだ新書、読んで良かった。
読了日:02月06日 著者:安藤 優一郎
センゴク権兵衛(18) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク権兵衛(18) (ヤンマガKCスペシャル)
読了日:02月09日 著者:宮下 英樹
チェイサーゲーム (3)チェイサーゲーム (3)
読了日:02月09日 著者:松島 幸太朗
我間乱-修羅-(10) (講談社コミックス)我間乱-修羅-(10) (講談社コミックス)
読了日:02月09日 著者:中丸 洋介
やりたいことを全部やれる人の仕事術やりたいことを全部やれる人の仕事術
読了日:02月10日 著者:岡田 充弘
自分が欲しいものだけ創る!  スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング自分が欲しいものだけ創る! スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング
読了日:02月10日 著者:野崎 亙
今川氏研究の最前線 (歴史新書y)今川氏研究の最前線 (歴史新書y)感想
「桶狭間で負けた名家」のイメージから抜け出せない今川家(涙)だが、当時の日本の中で間違いなく明確な実力を持った家であり、かつ意外と研究が進んでいない勢力。どうしても敗者がイメージ先行になりがちな日本の歴史研究の中で、今川家にスポットをあてた研究本がこの1冊。読んでみると検地や楽市制度など、最先端の施策を進めていたという事実の一方で、ホント未開拓のところがたくさんあり、まだまだ新しい発見の余地を感じるなあ。本作の中では今川・武田・織田の勢力拡大と敵対の変遷が、信長の野望彷彿とさせる緊張感だったことが興奮した
読了日:02月12日 著者: 
戦国大名と分国法 (岩波新書)戦国大名と分国法 (岩波新書)感想
戦国大名の象徴の一つとして挙げられることがある法律・分国法。ところが家ごとにみると、形式も意味合いもバラバラ、かつ内容も法律なのか愚痴なのかわからないものも・・・家臣から突きつけられた六角、法律としては当時の最高峰のものを作り上げた今川、そして滅亡直前までバージョンアップした武田など、法律から当時の価値観がみえてくる名本。清水さんのわかりやすくちょっと茶目っ気のある表現に知的好奇心かき立てられる1冊。織田や徳川、後北条などの有力大名に法がない理由にも触れている。目から鱗の結論を是非確かめて欲しい
読了日:02月15日 著者:清水 克行
0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための
読了日:02月16日 著者:伊藤羊一
小説すばる 2020年 03 月号 [雑誌]小説すばる 2020年 03 月号 [雑誌]感想
【布武の果て】第一回。上田秀人さん新作は、堺の商人たちが主人公?(ということかな)足利義昭を奉じて上洛した信長、そして弱体化したとはいえ大きな影響力を持つ三好一族。堺はどちらにつくか、今井彦八郎(宗久)と魚屋興四郎(千利休)による生き残りの攻防が描かれる。早くも信長が登場し、取次役として秀吉も登場。外部への見方を機に崩れていく納屋衆(堺商人により方針決定機関)の動向もポイント。タイトルからするに、信長前後の堺の変転がテーマになるのだろうか。読み間違えれば破滅に繋がるヒリヒリした展開が続きそうだ。
読了日:02月17日 著者: 
小説すばる 2020年 03 月号 [雑誌]小説すばる 2020年 03 月号 [雑誌]感想
【剛心】できる男・妻木に振り回される沼尻奮闘記の回(哀)呼び出されて広島行ってみたら、日清戦争で一時的に首都機能移転されるから、臨時議会議事堂を作るんだ、というとんでもプロジェクトが始まった!(しかも東京と同規模のものを半月でつくれ、だと!)人手も予算も材料もなく、しかも建設地も未定、という状態。不満たらたらの沼尻に「僕らが作っているのは景色だ」と諭す妻木がかっこいい。また「クセのある人ほどいい仕事をする」「こだわりのない者同士で組んで作ったものは腑抜けた代物になる」など、心を衝くセリフに熱くなる。
読了日:02月17日 著者: 
小説すばる 2020年 03 月号 [雑誌]小説すばる 2020年 03 月号 [雑誌]感想
【塞王の楯】絶対に墜ちない城への思い。二度も落城の憂き目を見たお初一行だからこそ、願い続け、今なお求め続けている。今の状態なら大丈夫、でも、もし状況が変わったら・・・夏帆と匡介の何気ない会話が大きな伏線になりそうだ。絶対はないと知りながら求め続ける匡介の脳裏に浮かんだのは“守りながら攻める”城の構想。これが次世代の塞王のオリジナル要素につながりそうな一方で、盾と矛の境界線が曖昧になりそうな気も。どっちに転ぶかなあ。それにしても匡介、失うのが怖いから守るものを持たない、ってお前は少年マンガ主人公か(笑)
読了日:02月17日 著者: 
小説すばる 2020年 03 月号 [雑誌]小説すばる 2020年 03 月号 [雑誌]感想
【チンギス記】タルグダイ夫婦が草原を越えて金から南宋へ。内実はともかく、見た目は老後の記念旅行。ここまできたら小梁山行きそうだなあ。彼らがいなくなった草原ではマルガーシが覚醒、野獣の如く大暴れして森の中へ。その父・ジャムカはテムジンとの再戦、その裏でケレイトのバカ息子がやらかして(怒)事態はまたまた混沌としてきた・・・そして水滸伝から侯真の孫が登場!梁山泊で戦っていた祖父が英雄扱い、というところに、もうあの場所は歴史になってしまったのだな、と感慨深い。そういえばアイツ、いつのまに結婚したんだよ(笑)
読了日:02月17日 著者: 
鬼滅の刃 9 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 9 (ジャンプコミックス)
読了日:02月17日 著者:吾峠 呼世晴
龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(14) (講談社コミックス月刊マガジン)龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(14) (講談社コミックス月刊マガジン)
読了日:02月17日 著者:川原 正敏
マンガに、編集って必要ですか? 3 (BUNCH COMICS)マンガに、編集って必要ですか? 3 (BUNCH COMICS)
読了日:02月17日 著者:青木 U平
銀の匙 Silver Spoon (15) (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon (15) (少年サンデーコミックス)
読了日:02月19日 著者:荒川 弘
哲学のヒント (岩波新書)哲学のヒント (岩波新書)感想
教養がこれから大事、と言われるなか、なぜ大事か?なぜ必要か?というところへの回答がふんだんに盛り込まれた1冊。去年から改めて学びたいと思っていた分野だっただけに、導入として最適だった。「言葉」「経験」といったとっつきやすいところから「美」「死」「生」など、抽象的で、でもどこか核心に近い論点まで、避けたり目を背けたくなるところにもきちんと踏み込むところこそ、まさに哲学。本質と起源についても語られており、知識として吸収しがいがある。目に見える価値観が乱立しているからこそ、理解しづらくても目を通すべき内容。
読了日:02月21日 著者:藤田 正勝
分析哲学講義 (ちくま新書)分析哲学講義 (ちくま新書)
読了日:02月24日 著者:青山 拓央
薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ (3) (サンデーGXコミックス)薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ (3) (サンデーGXコミックス)
読了日:02月26日 著者: 
鬼滅の刃 10 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 10 (ジャンプコミックス)
読了日:02月26日 著者:吾峠 呼世晴
仮面ライダー913(1) (電撃コミックスNEXT)仮面ライダー913(1) (電撃コミックスNEXT)
読了日:02月28日 著者:かのえ ゆうし,井上 敏樹,村上 幸平
機動戦士ガンダム サンダーボルト (15) (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)機動戦士ガンダム サンダーボルト (15) (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
読了日:02月28日 著者:太田垣 康男
鬼滅の刃 11 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 11 (ジャンプコミックス)
読了日:02月28日 著者:吾峠 呼世晴
世界の辺境とハードボイルド室町時代 (集英社文庫)世界の辺境とハードボイルド室町時代 (集英社文庫)
読了日:02月29日 著者:高野 秀行,清水 克行

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