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読書感想:『8000万人社会の衝撃 地方消滅から日本消滅へ』(祥伝社新書)~データでみる人口減の実態 僕らはどこまで自分事にできるのか?~

8000万人社会の衝撃 地方消滅から日本消滅へ(祥伝社新書)

 

 

日本が抱える最大の問題と言われる人口減。

人口といえば、1億2,000万人というのがだいたいの数値だったけれど、過去の話になるのかもしれない。

(ちなみに、令和2年4月の人口概算値は1億2596万人で、前年同月より約30万人減少しているとのこと)

 

国会討論ではしょっちゅうこの問題が国家的難題として認知され、様々な施策が採られる一方、出産に関する政治家の失言名言が飛び交っているのも記憶に新しい。

 

そもそもこの問題、なぜ起きているのか?

人口減によって起きる問題は何か?

そしてなぜ改善(解決)しないのか?

 

これらの疑問と回答が細かく紹介されているのがこの1冊。

 

データがとにかく充実していて、ビジネスでこれに関する企画提案書を作成するなら、この本から抽出すれば不足はない。

また、この問題を知る、という目的においても、この情報量を新書で読めるというのは、費用対効果が非常に高い。

この本を読めば、全体像がほぼ掴めると言っていい。

 

その反面、意見や提言は巷で言われているもの以上ではない。

いや、むしろ解決策は夢物語なものも混じっていて唖然としてしまう。

それだけ、この問題が今なお特効薬がないということの証明であり、政策などのトップダウン手法じゃ解決しないということか。

 

経済的問題、価値観の変化、など、なかなか自分ごとにならないこの問題。

そもそもこれはどこまで問題として捉えるべきか、というところまで掘り進めないと、本質が見えてこない気が・・・

 

 

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