堺が信長に屈服し、彦八郎ら3人は織田勤めをすることに。
結局動きが見られない三好、アナザーエンドを象徴するかのように燃やされた尼崎を戒めにして、堺を守る戦いが始まった。
そして「茶」というキーワードに誘われるように、明智光秀が初登場。
将軍家に仕えていたとはいえ、文化芸術に詳しいわけではない、という設定は、従来の光秀像よりは最新の研究に近づけているのだろうか。
やばい、やばいよ~という心の声が聞こえそうな光秀(笑)
おそらく光秀のように、都(将軍)仕えがにわかに始まり、予備知識(経験)がないメンバー、多かったんだろうなあ。
一方、信長への謁見をきっかけに、信長の考える「茶」というツールに興四郎(千宗易)と津田宗久が関わっていくシーンは、後々を考えるとエポックな瞬間だ。
(きちんと光秀への茶の指導を信長に許可とるあたりが商人らしいリアルさを感じる)
信長への謁見にしても、会うまでに長蛇の列。
やっと会えた信長が不機嫌、など日々の光景の中に、緊迫感と駆け引きがないまぜに。
一応安全が確保されたとはいえ、機嫌一つで堺が消えてしまう状況に変わりはない。
3人のひりひりする感覚が伝わってくる。
そして舞台は信長包囲網時期へ突入・・・