モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

佐々木作品にハズレなし!読書感想:『家康の猛き者たち 三方ヶ原合戦録』 (時代小説文庫)

家康の猛き者たち 三方ヶ原合戦録 (時代小説文庫)

 

 

戦国最強の武田信玄がついに攻めてくる。

頼みの織田信長は四方に敵を抱えていてアテにできない。

 

迎撃か、降伏か。

徳川家は揺れに揺れていた。

 

 

しかし徳川家康はこの逆境を機に徳川家の構造改革に乗り出す。

 

従属ではなく独立を

分裂を起こさない結束を

そして、生き残るための唯一無二の強さを!

 

志を同じにする本多正信を筆頭に、新生徳川の象徴となる武神に本多忠勝 、諜報部隊に服部半蔵父子。

 

家康の基に集いしプロジェクトメンバー。

個々の能力を総動員し、滅亡不可避の戦いへ。

 

家康の猛き者たち 三方ヶ原合戦録 (時代小説文庫)

 

従来から言われている三方ヶ原の戦いに漂うネガティブ雰囲気は全くない。

それまでの卑屈な立場が災いしておどおどしていた家康が「変わるんだ!」と強固なリーダーシップを発揮し、正信は『坂の上の雲』の日本のように、徹底した計算とゴール地点への戦略を構築し、徳川家飛躍への道を切り開く。

 

忠勝の武神ぶりを宣伝したり、服部父子が後方攪乱で持ち味を発揮する展開は、さながら『半沢直樹』をみるかのような爽快感。

 

まさに徳川家の『プロジェクトX』

読了直前、中島みゆきの声が聞こえてきた(苦笑)

 

また、信玄暗殺への執念に命を燃やす女忍び母娘や、忠勝にライバル意識を燃やす左近など武田家側にもドラマが満載。

デビュー作『乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益』より、佐々木作品ハズレなしは今作も健在。

 

乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益 (時代小説文庫)

乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益 (時代小説文庫)

  • 作者:佐々木功
  • 発売日: 2019/03/13
  • メディア: 文庫
 

 

www.motiongreen.net

 

ピンチをチャンスへの道しるべ。

明日への活力が沸いてくる1冊だ。

 

家康の猛き者たち 三方ヶ原合戦録 (時代小説文庫)
 

 

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

 


読書感想ランキング