ずーーーっと自宅(もしくは自宅周辺)にいるGW。
そして、少しずつ、少しずつ外へ出て行く。
少しずつ、体を慣らしていく。
まだまだ感染拡大の危険は続いていく。
在宅ワーク、対面の減少、そしてリアル以外の生活圏が生まれる兆し。
これは、全く新しい変化か。
それとも、目に見えない(実際は萌芽していた)変化が一気に吹き出しているのか。
予測できないことは多いけれど、僕にとっての朗報は、ようやく読書ペースが戻ってきたということ。
在宅全体の生活に、きちんと読書時間を能動的に確保していく、という気づきを実現することが出来た。もちろんまだまだ改善の余地はあるけれど、ここに、リアル要素(喫茶店での気分転換や、移動中の読書)が加われば、今までと違った展開へと繋がっていきそう。
遙か遠い未来でなくても、数日後、来週、来月、と見えそうなところまでの期待変化を見据えて。
5月の読書メーター
読んだ本の数:47
読んだページ数:10439
ナイス数:407家康の猛き者たち 三方ヶ原合戦録 (時代小説文庫)の感想
武田家の侵攻に揺れる徳川家。しかし家康はこの逆境を機に徳川家の構造改革に乗り出す。志を同じにする本多正信を筆頭に、新生徳川の象徴となる本多忠勝と服部半蔵父子が集い、武田家に立ち向かう。従来から言われている三方ヶ原の戦いに漂うネガティブ雰囲気は全くなく、徹底した計算とゴール地点への戦略に個の力が合わさり奇跡を生む展開は『坂の上の雲』の日本軍や半沢直樹をみるかのよう。また、信玄暗殺への執念に命を燃やす女忍び母娘や忠勝にライバル意識を燃やす左近など武田家側にもドラマが満載。ハズレなし佐々木作品は今回も健在だ。
読了日:05月02日 著者:佐々木功ビジネスを成功に導く! コンサルタントの「決断力」 (PHPビジネス新書)
読了日:05月03日 著者:野口 吉昭アンゴルモア 元寇合戦記 (2) (カドカワコミックス・エース)
読了日:05月04日 著者:たかぎ 七彦「関ヶ原」の決算書 (新潮新書)の感想
天下分け目の関ヶ原。実際のところ誰が得して誰が損したのか、その額を換算した1冊。といっても内容は関ヶ原合戦ダイジェスト(主に島津家)になっており、意外とお金要素は少なめ。ところがラストに清算された金額で、これまでと違った結末が見えてくる。特に豊臣家の清算結果は必読!また、検地によって大名の懐はどのように変化したのか、豊臣家の革命的補給システム構築の効能、蔵入地という非常に重要な存在の解説、など、中世の土地事情が理解できるツボおしまくりの内容。惜しくも亡くなった山本さんの遺作、戦国ファンは読むべき1冊。
読了日:05月04日 著者:山本 博文自分の時間 (単行本)
読了日:05月04日 著者:アーノルド ベネット蒼天航路(14) (モーニング KC)
読了日:05月06日 著者:王 欣太消えた都道府県名の謎 (イースト新書Q)
読了日:05月07日 著者:八幡和郎つながる読書術 (講談社現代新書)
読了日:05月08日 著者:日垣 隆センゴク権兵衛(19) (ヤンマガKCスペシャル)
読了日:05月09日 著者:宮下 英樹我間乱-修羅-(11) (講談社コミックス)
読了日:05月09日 著者:中丸 洋介武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50
読了日:05月10日 著者:山口 周ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングIII (電撃文庫)
読了日:05月11日 著者:川原 礫蒼天航路(15) (モーニング KC)
読了日:05月12日 著者:王 欣太鬼滅の刃 14 (ジャンプコミックス)
読了日:05月12日 著者:吾峠 呼世晴バガボンド(1)(モーニングKC)
読了日:05月13日 著者:井上 雄彦アンゴルモア 元寇合戦記 (3) (カドカワコミックス・エース)
読了日:05月14日 著者:たかぎ 七彦伊達政宗の密使 ~慶長遺欧使節団の隠された使命 (洋泉社歴史新書y)
読了日:05月14日 著者:大泉 光一龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(15) (講談社コミックス月刊マガジン)
読了日:05月15日 著者:川原 正敏新テニスの王子様 29 (ジャンプコミックス)
読了日:05月15日 著者:許斐 剛るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─ 4 (ジャンプコミックス)
読了日:05月15日 著者:和月 伸宏,黒碕 薫結局、すべてを手に入れる「すぐやる!」ノート
読了日:05月15日 著者:藤由 達藏バガボンド(2)(モーニングKC)
読了日:05月16日 著者:井上 雄彦バガボンド(3)(モーニングKC)
読了日:05月17日 著者:井上 雄彦バガボンド(4)(モーニングKC)
読了日:05月18日 著者:井上 雄彦バガボンド(5)(モーニングKC)
読了日:05月19日 著者:井上 雄彦30ポイントで読み解く 吉田松陰『留魂録』 (PHP文庫)の感想
吉田松陰が残した魂の叫び・留魂録。この書籍のダイジェストを通じて、松蔭の生涯と弟子・関連人物の生涯、松蔭死後の松下村塾や吉田家、松陰神社設立秘話までを網羅した1冊。さすがの安藤本、元々の情報量の多さを感じさせない書きっぷり!この本で松蔭関連の大筋の流れが理解できる、非常にオトクな文庫。松蔭自身を知るにもオススメだ。ちなみに、松蔭が残した膨大な著作を弟子達が書写し他藩に広めたり、書籍を題材にして、定期的に集まって読書会(この時代は会読形式)を開催していたという、微笑ましいエピソードも紹介されている。
読了日:05月19日 著者:安藤 優一郎蒼天航路(16) (モーニング KC)
読了日:05月19日 著者:王 欣太バガボンド(6)(モーニングKC)
読了日:05月20日 著者:井上 雄彦バガボンド(7)(モーニングKC)
読了日:05月21日 著者:井上 雄彦アンゴルモア 元寇合戦記 (4) (カドカワコミックス・エース)
読了日:05月21日 著者:たかぎ 七彦バガボンド(8)(モーニングKC)
読了日:05月22日 著者:井上 雄彦戦国武将の精神分析 (宝島社新書)の感想
戦国武将達はどんな人間だったのか、歴史×脳科学で実像に迫る対談本。サイコパス・ソシオパス・ファザコンなどなど取り上げられている武将のファンの方々怒られるだろうな、と思うほどストレートな意見や考えが遠慮無く飛び交っていた。読んでる身からするとそれが心地よいのだけど(笑)あとがきで本郷さんが語っていたけど、史料の唯物視点で日本史を深めるには限界があるのは明らか。様々な分野や学問を用いて、切り口を深める段階に来ているのかも。ちなみに『麒麟がくる 』の斎藤義龍も取り上げられているので、ドラマ観た方は是非読んで!
読了日:05月22日 著者:中野 信子,本郷 和人バガボンド(9)(モーニングKC)
読了日:05月23日 著者:井上 雄彦バガボンド(10)(モーニングKC)
読了日:05月24日 著者:井上 雄彦鬼滅の刃 15 (ジャンプコミックス)
読了日:05月25日 著者:吾峠 呼世晴バガボンド(11)(モーニングKC)
読了日:05月25日 著者:井上 雄彦バガボンド(12)(モーニングKC)
読了日:05月26日 著者:井上 雄彦バガボンド(13)(モーニングKC)
読了日:05月27日 著者:井上 雄彦戦国武将の叡智-人事・教養・リーダーシップ (中公新書 (2593))の感想
小和田先生のyoutubeみて買ってしまった(汗)元の(連載)記事が4~5年前のものということもあり、おなじみの史料多様や被りネタはあるものの、戦国時代に生きる人々から学ぶべき知恵や工夫、生き様のエピソードが満載。城造りノウハウが天下統一で伝播していったことや、昔語りで大事なのは結果よりも過程だった、という興味深い話しも収録。他にも城主たちが意識した資源保護、戦乱の中で怠らなかった教養と遊び方の項は、今学ぶべき視点として読み応えあり。人気の高い時代だからこそ、取り入れという視点も入れていくべきと思った1冊
読了日:05月27日 著者:小和田 哲男バガボンド(14)(モーニングKC)
読了日:05月28日 著者:井上 雄彦宇宙兄弟(25) (モーニング KC)
読了日:05月28日 著者:小山 宙哉バガボンド(15)(モーニングKC)
読了日:05月29日 著者:井上 雄彦どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール
読了日:05月29日 著者:尾原 和啓蒼天航路(17) (モーニング KC)
読了日:05月29日 著者:王 欣太バガボンド(16)(モーニングKC)
読了日:05月30日 著者:井上 雄彦空海の風景〈上〉 (中公文庫)
読了日:05月30日 著者:司馬 遼太郎バガボンド(17)(モーニングKC)
読了日:05月31日 著者:井上 雄彦
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