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読書感想:『小説 仮面ライダー鎧武外伝 ~仮面ライダー斬月~』 (講談社キャラクター文庫) ~今度こそ平和を掴み取れ!本当の鎧武・オンステージ~

 

小説 仮面ライダー鎧武外伝 ~仮面ライダー斬月~ (講談社キャラクター文庫)

 

 

鎧武舞台版のノベライズ。
物語自体はTVシリーズから地続きの続編ということだが貴虎以外は初登場人物ばかり。 登場人物一覧をみると、とっつきづらい名前ばかりが並んでいるので、実質はスピンオフなのかな、と思って読み始める。
 
読んでいくと、次第に違和感が頭をよぎり続ける。
“彼ら”と似たキャラクターが登場する。
そして、“あの時”のような行動や決断をしていき、怒りや悲しみを露わにしていく。
スピンオフどころか、リメイクと思える展開だ。
 
大人に見放された少年たちが閉じ込められた世界の中で必死に生きていく。
 
大人への憎しみ
脱出するための争い
大人によって放り込まれるライダーシステム・・・
 

これ、虚淵玄の描きたかった本当の鎧武じゃないか!

(御本人の初期設定は大人の都合でたくさん変更することになり、あのTVシリーズになっているのは、ファンの間では有名な話し)
 
そう、本作は鎧武語り直し作。
原作知っていたら膝を打ちたくなる激熱展開が残酷な光景の中で繰り広げられる。
 
大人の都合でモルモット扱いされた少年達が、過ちと喪失を経て、本当に大事なものをこの手で掴んでいく。
ライダーシステムによって怪物になっていく恐怖の中、その行動が“大人たち”をも突き動かしていく。
そして、世界が変わる。
 
例によって(相変わらず)貴虎は今回もボロボロ(涙)
だが、彼にとっても、もう一度『変身』する大事なお話し。
実際は生身で奮闘することが多いのだが、それが彼自身の覚悟を醸し出す。
 
そんな貴虎に現れるのはもちろん“神様”。
彼のパスが斬月・カチドキアームスを爆誕させる。
数多の犠牲の果てに、掴み取る平和こそこの作品のTrue オンステージ!
 

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