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読書感想:『はぐれ鴉』第四回(小説すばる 2020年 8月号 [雑誌]) 〜思いの炎が消えていく。彷徨いの才次郎、始めたのが疑似恋愛?〜

小説すばる 2020年 08 月号 [雑誌]

 

 

ようやく仇敵と再会した才次郎。

ところが現れた"はぐれ鴉"は彼の憎悪を掻き立てる存在ではなかった。

(只者ではなさそうだけど)

作品スタートから奇妙な雰囲気に包まれている竹田藩。

その雰囲気に溶け込むかのように、彼は存在感を消していた。

 

この爺さんと一家惨殺が結びつかないのは、この14年で何かあったってことだろうか。 (そもそも、あれだけの人を斬り殺したのだから、音沙汰ないという事自体が奇妙なんだけど)

やはり何かの大きな意図が隠されている感じがするなあ。

 

生涯をかけた(若干の野心を含んだ)才次郎の思いは、覇気のない相手を前に行き場を失う。

傷を癒やすために滞在した温泉、気持ちよさそうだったけど、体と心はバラバラになっていき、思いは迷子になっていく。

で、酒に溺れるというお約束展開(苦笑)

 

最終的にやることがなくなり、嫁にいく英里へ花を探して、どうにか会えたので渡したら、とんでもない依頼を受けることに。

 

英里の恋人役をやってくれ、ですと!

 

 

いくらこの城下町に若者いないとはいえ、これは才次郎役得過ぎませんか(爆)

敵討ちの話はどこへやら、二人はなんだかいい雰囲気に・・・

 

このまま、物語は一気に青春ラブストーリーになっていくのか。

赤神さんこの展開はズルいよ(笑)

 

 

 

小説すばる 2020年 08 月号 [雑誌]

小説すばる 2020年 08 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/07/17
  • メディア: 雑誌
 

 

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