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読書感想:『はぐれ鴉』 第五回(小説すばる 2020年 9月号 [雑誌]) 〜拒絶の先に仇敵の姿、才次郎の振り上げる思いの行方〜

小説すばる2020年9月号

 

 

 

おいしい役どころを得た(苦笑)才次郎だったが、結局この役目は彼に何をもたらしたのか・・・

 

嫁入りの時期を遅らせることはできた。

しかも、流れのなかとはいえ才次郎は英里に告白することもできた。

 

しかし、その結果は撃沈(涙)

 

引っかかるのは英里の言い分。

まるで自分は幸せになることができない運命、かのような言葉が。

 

彼女の旅立ちにはまだ時間が残され、お別れ、ということではない。

(実際、偽装彼氏関係が終わった後も才次郎は英里に会うことができている)

 

それでも、彼女の真意は未だ分からず、謎の発言や態度などすんなり終わり、ということにはならないだろうなあ。

 

そして、才次郎は普請ではぐれ鴉と遭遇、さらには揉め事に巻き込まれることに。

英里と仇敵、頭の中である程度割り切ることができていたとはいえ、彼の本来の目的を思えば、この出会い(再会)は今後を占うことになりそう。

 

この段階になっても仇敵には見えてこないこの男。

民に慕われ?藩内の評判も悪いわけではない。

才次郎一家虐殺の話が藩内からあまり出てこないことも妙な話。

もう風化しているのだろうか?

 

そもそも虐殺の理由も明らかになっていない。

小藩にしては多すぎる重火器など、初回から今に至るまでの多くの謎もまだ解明されていない。

 

全てにおいて、まだピースが足りない・・・

公私共に噛み合わない才次郎となんだか似てるかも(苦笑)

 

はぐれ鴉との対峙が、状況打破につながるのだろうか・・・

 

 

小説すばる2020年9月号

小説すばる2020年9月号

  • 発売日: 2020/08/17
  • メディア: 雑誌
 

 

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