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読書感想:『[新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき』 〜今こそ振り切るとき。松蔭に学ぶ信念の育て方〜

[新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

 

 

 

幕末日本の若者に大きな影響を与えた吉田松陰。

その狂気すら感じさせる行動力や極端な思考、そしてまっすぐすぎる心根は、今なお多くの人を惹きつける。

そして、彼が育てた弟子の中から、多くの志士が生まれ、多くの総理大臣が生まれた。 教育者として、松蔭を理想像としている方は数多い。

 

吉田松陰はいかにして生まれ、何を我々に見せているのか。

彼が残した多くの書籍の中で、それがたっぷり詰まっている「講孟余話」。

本書はその現代語版だ。

 

魅力的でありつつも、極端な行動に注目が集まりがちな松蔭だが、内に秘めた熱さ、激しさ、誠実さがこの本には詰まっている。

読めば読むほど、その思いは本を飛び出してきて、胸にぶつかってくるかのようだ。

 

このエネルギーを、弟子たちはより近くで吸い続けてきたのか。

そりゃあ、人生が変わるはずだ。

 

「相手が失敗するのを待つのではなく、なぜ自分を高めようとしないのか」

「信念なき行動は、この国をだめにする」

 

テクニックやスキルではない。 その心根、その信念の有り様こそ、状況を動かすために必要なもの。

どこまでもまっすぐであろうとした松蔭。

そして振り切った行動の先に、明治維新への道が開かれた。

 

だからこそ、本書に書かれているメッセージはどれも今だから腹落ちする概念ばかり。

 

問われていることに、どこまで自分は答えられるだろうか。

そんなことを考えつつ、思い切って振り切ってみるか、と思わせてくれる後押しにもなる一冊。

 

原文、現代語訳、さらには解説も書かれている。

本自体も長くないので、読みやすいのも魅力だ。

  

[新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

[新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

  • 作者:吉田 松陰
  • 発売日: 2014/12/18
  • メディア: 単行本
 

 

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