大津城攻城戦、ついに開始。
今回は矛側・彦九郎の視点で、伏見城の戦いを振り返り。
当初は(そもそも)攻め手の意欲が薄く、また、塞王の巧みな防御術で一向に堕ちる気配のなかった伏見城。攻め手の都合や苦悩が垣間見えた。
最終的には内部からの裏切りで落城することになるのだが、その一方で矛と楯の戦いは続いていたことも、彦九郎が明らかにした。
塞王の捨て身の行動は、何かを残したんだな(涙)
考えてみれば、守れれば勝ちの守り手に対し、落とす(壊す)ことにフルベットしていかなければならない彦九郎ら国友鉄砲衆。
存在意義を賭けているのは穴太衆だけではないことを、改めて知る。
そして、名将・立花宗茂登場。
蒲生氏郷といい、宗茂といい、今村さんのキャラ造形は予想に違わぬ男前ぶり!
今回はまだ序盤だけあって前面に出てこなかったけど、大津城の防衛方法を見抜くあたり、主軸にまわってきたら匡介たちにとっては手強い相手になりそうだ。
何より戦うのは武士であり彦九郎ではない、という姿勢で場が一気に引き締まったのが印象的。所詮道具に過ぎない、という位置関係を突きつけられた彦九郎が、その思いを宗茂や匡介に突きつける日は来るのだろうか・・・
かたや、匡介たちにとっても正念場の防衛戦。
宗茂ら西軍から城を守り抜けるのか?
援軍が見込めない状況の中、匡介たちのの戦いは、まだ始まったばかり。